Google-code-prettify

2007/11/28

OpenBSD/Zaurus + Mutt + GMail(IMAP)

OpenBSD/Zaurus(SL-C3000) ではGMailをIMAPで使用することにしました。
メーラーには最初Sylpheedを使用してみましたがやはり軽くはないので、Muttを使用することにしました。

MuttでIMAPのメールを読めるようにします。
ちなみにQt/EmbeddedでもMuttでIMAPメールを読んでいました。

また、これまでMuttを使用する時はnosendなどを用いてSMTPを使用していましたが、Mutt-1.5.15からSMTPを使用できるようになったみたいです。
(1.5.xは開発版ですが)

portsのMutt snapshotをアップデートして1.5.17にし、make時のFLAVORにsaslを指定しました。
GMailのSMTP送信にはSSLとSMTP認証を使用するのですが、saslを指定しないでmakeしたものでは送信できなかったためです。


$HOME/.muttrcは/etc/mutt/Muttrcから作成しました。
変更や追加したのは下記の通りです。
これだけのはずです。

ignore "from " received content- \
mime-version status x-status \
message-id authentication-results \
precedence mailng-list \
domainkey-signature list-id \
list-post list-help list-unsubscribe
(実際は一行)

(2008/01/20 スッキリさせたかったので変更)
ignore *
unignore from to replay-to date subject \
delivered-to x-ml-name user-agent \
x-mailer content-type content-transfer-encoding
(実際は一行)
(2008/01/20 変更 終了)


set assumed_charset="iso-2022-jp:euc-jp: \
shift_jis:utf-8"
(実際は一行)

set attach_charset="iso-2022-jp:euc-jp: \
shift_jis:utf-8"
(実際は一行)

set charset="EUC-JP"

set uncollapse_jump=yes

set edit_headers=yes

set editor="/usr/local/bin/nvi"

set folder=" \
imaps://ユーザID@gmail.com@imap.gmail.com"
(実際は一行)

set imap_user="ユーザID@gmail.com"

set implicit_autoview=yes

set mailcap_path="~/.mailcap"

set move=no

set realname="名前"

set send_charset=" \
us-ascii:iso-8859-1:iso-2022-jp:utf-8"
(実際は一行)

set smtp_url=" \
smtps://ユーザID@gmail.com@smtp.gmail.com"
(実際は一行)

set sort=reverse-date

set spoolfile=" \
imaps://ユーザID@gmail.com@imap.gmail.com/INBOX"
(実際は一行)


$HOME/.mailcapは次の通りです。
text/html; w3m -dump %s ;
nametemplate=%s.html ; copiousoutput
(実際は一行)



以上の設定で、GMailでIMAPメール閲覧とSMTP送信ができるようになりました。

2007/11/27

OpenBSD/Zaurus + ratpoison

OpenBSD/Zaurus(SL-C3000) のウインドウマネージャーにはratpoisonというのを使用しています。

マウス(Zaurusの場合はタッチスクリーン)を使わずに、キーボードの操作だけで作業しやすいのが特徴です。
GNU screenのウインドウマネージャー版といったところでしょうか。
screenのように画面を分割し、片方にはmuttでメールを参照しながら、もう片方ではfirefoxでウェブを閲覧することもできます。

私はブラウザもw3m ばかり使用しているため、スタイラスを使用することがほとんど無くなりました。

設定ファイル($HOME/.ratpoisonrc)には次のように記述してあります。

exec rpws -i
exec rpws -b
set padding 10 10 10 15

一番下のset padding は画面の端にアプリの画面に少しすき間を空けるために使用しました。
4つの数字の順番は、マニュアルに次のようにあります。
padding left top right bottom


paddingの設定をしたのは、ratpoisonではアプリは最大化された状態で起動するのですが、私のmrxvtの設定ではIMの変換が面画mrxvtの下に表示されるため、mrxvt の下端が画面の下端ぎりぎりだと見えなくなってしまうためです。

2007/11/24

OpenBSD/Zaurus + mrxvt

仮想端末はmrxvtというのを使うことにしました。

$HOME/.mrxvtrcの設定はこんな感じ。
rxvt*multichar_encoding: eucj
mrxvt*xft: True
mrxvt*xftAntialias: True
mrxvt*xftHinting: True
mrxvt*xftAutoHint: True
mrxvt*xftFont: Bitstream Vera Sans Mono
mrxvt*xftSize: 16
#mrxvt*xftmFont: IPAGothic
mrxvt*xftmFont: Sazanami Gothic
mrxvt*xftmSize: 16
mrxvt*xftmSize: 16
mrxvt*veryBoldFont: False
mrxvt*inputMethod: uim
mrxvt*preeditType: Root
mrxvt*macro.Ctrl+Alt+i: ResizeFont +1
mrxvt*macro.Ctrl+Alt+d: ResizeFont -1
mrxvt*multibyte_cursor: True
mrxvt*xftSlowOutput: True

(2007/11/27 追記)
"~"が表示されていなかったので、xftmFontをSazanami Gothicに変更してみた


悩んだのはxftFontとinputMethod、preeditType及びxftSlowOutputです。


xftFont には最初別のフォントを指定したところ、アルファベットなどの半角文字が、表示されているのは半角文字の幅なのに一文字の間隔が全角と同じになってしまう問題が発生しました。

inputMethodとpreeditTypeはuim-ximとかOverTheSpotを試したのですがうまくいかず・・・。
.Xresources などの設定も絡んできそうな気がしますが、よく分かりません。

xftSlowOutputは文字化け対策でいれてみました。
少しましになった気がします。



これでいいのか不安ですが・・・。
まあ、とりあえず動いているし。

OpenBSD/Zaurus のいろいろな設定

OpenBSD/Zaurus(SL-C3000)のいろいろな設定です。
かなり適当です。


(1) /etc/X11/xorg.conf の Files セクションに以下を追加
FontPath     "/usr/local/share/ghostscript/fonts/"
FontPath "/usr/local/lib/X11/fonts/ghostscript/"
FontPath "/usr/local/lib/X11/fonts/ja/"
FontPath "/usr/local/lib/X11/fonts/sazanami/"
FontPath "/usr/local/lib/X11/fonts/mplus/"


(2) ユーザホームディレクトリに.xsessionを作成し、以下を記述
(コメントアウトしてあるのも入っています)
#if [ -x /usr/local/bin/kinput2 ] ; then
# export JSERVER=localhost
# export XMODIFIERS="@im=kinput2"
# /usr/local/bin/kinput2 -wnn -ccdef /usr/local/lib/X11/ccdef/ccdef.kinput2.egg &
#fi

if [ -x /usr/local/bin/uim-xim ] ; then
export G_FILENAME_ENCODING=EUC-JP
export LANG=ja_JP.eucJP
export GTK_IM_MODULE=uim
exec uim-xim &
exec uim-toolbar-gtk &
export XMODIFIERS='@im=uim-anthy'
fi

export ENV=$HOME/.profile

#/usr/local/bin/kterm &
#/usr/X11R6/bin/fvwm
/usr/local/bin/ratpoison

ここで.profileをENVに設定しないとダメなのかなぁ。
X起動後に.profileが読み込まれていないっぽい。

(3) /etc/man.confを下記のように修正
これでいいのか不安ですが、man kakasiで日本語マニュアルが表示されるので大丈夫と思いましょう。
_default        /usr/{share,X11R6,local}/man/ 


_default        /usr/{share,X11R6,local}/{man/ja_JP.EUC,man}/ 


ja_JP.EUCを追加。
1               /usr/{share,X11R6,local}/man/{cat,man}1 


1               /usr/{share,X11R6,local}/{man/ja_JP.EUC,man}/{cat,man}1 

その他も同様に。

nroffをjnroffに。
:%s/\/usr\/bin\/nroff/\/usr\/local\/bin\/jnroff/g 


tblをjtblに。
:%s/\/usr\/bin\/tbl/\/usr\/local\/bin\/jtbl/g 


makewhatisを実行。
/usr/libexec/makewhatis


(2008/1/7 追記)
w3mにマニュアルが正常に表示されなかったので、jnroffを実行している箇所に-Tnipponオプションを追加。
%s/jnroff -man/jnroff -man -Tnippon/g

(2008/1/7 追記終了)

(4) ユーザのホームディレクトリの.profileに以下を追加
PATH=$HOME/bin:$PATH
export PATH

MANPAGER=/usr/local/bin/jless
JLESSCHARSET=japanese
LANG=ja_JP.eucJP
export MANPAGER JLESSCHARSET LANG

PS1='$PWD $ '
# PS1='$PWD $ '
PS1='[\u@\h \W]\$ '

(2007/12/15 追記)
ここを参考にPS1の設定を変更
(2007/12/15 追記終了)

(5) /etc/ntpd.confに以下を追加
servers ntp.jst.mfeed.ad.jp 


(6) .Xresources に以下を記述
(コメントアウトしてあるのも入っています)
!KTerm*VT100*translations: #override \
! Shiftspace: begin-conversion(_JAPANESE_CONVERSION)

!Kinput2*SeparateConversion.input: false
!Kinput2*selectionShell.input: false
!Kinput2*auxShell.input: false

!Kinput2*conversionStartKeys: Shiftspace
!Kinput2*sendbackKeyPress: true
!*inputMethod: kinput2

!*VT100.translations: #override \
! Shiftspace: begin-conversion(_JAPANESE_CONVERSION)

!#define XIM uim-xim
*inputMethod: uim-xim



いろいろ試行錯誤しながら設定したので、嘘が入っていると思う。

OpenBSD/Zaurus の fstab

OpenBSD/Zaurus(SL-C3000) の fstab。

/dev/wd0a / ffs rw 1 1
/dev/wd0k /mnt/hdd3 ext2fs rw 0 0



インストール時に参考にしたサイトと同様に、OpenBSDは1パーティションにしてあります。
1Gくらいしか領域確保できないので、homeとかを分けるのがもったいなかったし。

/mnt/hdd3にマウントしているのは、Qt/Embeddedのhdd3です。

確か標準ではvfatでしたっけ?
X/Qt2を入れるときにext2に変えたような気が…。

2007/11/22

OpenBSD/Zaurus + nvi

Version 1.79 (10/23/96) The CSRG, University of California, Berkeley.
multilingualization patch version Nov 17, 1999 by Jun-ichiro itojun Hagino.


ありがとう、itojunさん。
残念ながらお会いしたことはありませんが。

OpenBSD/Zaurus 入れてみました

OpenBSD/Zaurusを入れてみました。
OpenBSD4.2、SL-C3000です。

インストールはこちらを参考にしました。

Qt/Embeddedと完全に置き換えないといけないものだと思い込んでいたのですが、デュアルブートできるのですね。


日本語環境も上のサイトを参考にしたのですが次のような問題が発生してしまいました。
ちゃんとメモを取っておかなかったので、違ってたかもしれません。
・kterm + screen で日本語が化ける。
・firefox にkinput2で日本語入力できない

ちゃんと設定すれば直せるのでしょうが、PCのVine Linux4.1ではktermもkinput2も使用していませんので、折角なのでもう少し新しい(と思われる)日本語環境にしてみました。


11/22時点では、次のようなソフトを入れています。
(もちろん依存関係で必要なものが他にもいろいろ入っています)

portsから入れたもの
anthy-8300
ja-w3m-0.5.2-image
lftp-3.5.4p1
mrxvt-0.5.2p2 (Makefileを修正)
nvi-m17n-1.79.19991117p2
ratpoison-1.4.1p0
screen-4.0.3p0
sylpheed-2.4.3
uim-1.4.1
uim-gtk-1.4.1p0

自分でソースを持ってきて入れたもの
dillo-0.8.6-i18n-misc-20070916.tar.gz
w3m-2ch-0.7.3.tar.gz

細かい設定などは、備忘録として後ほど書きます。


ちなみにこの記事はw3m+nviで書いています。
横になりながら書けました。
調子悪いときは便利です。