今まではLinuxサーバ(JULIE)でプロバイダ(BIGLOBE)からfetchmail(POP3)でメールを取得し、JULIEをIMAPサーバとしてローカルネットワーク上でメールを閲覧していました。
(我が家のネットワーク環境はこちら)
最近GMailの使用方法を試行錯誤しており、GMailを我が家のネットワーク環境構築に組み入れられないかなと考えました。
GMailはPOP3で他のメールサーバからメールをGMailのサーバ上に取得するしくみがあります。
また、GMailサーバからPOP3でメールを取得することも出来ます。
そこで、プロバイダ(BIGLOBE)のメール取得はGMailのサーバで行い、ローカルネットワークのIMAPサーバ(JULIE)はGMailからPOP3でメールを取得することにします。
これによる私のメリットは次の点でしょうか。
・GMailの2GBという膨大な大きさの領域を使用できる。
BIGLOBEは20MB。
→余程のゴミメールでない限りGMail上に残しておいても大丈夫。
→GMail上にあるメールはGMailを使える環境であればいつでも閲覧できる。(職場とか)
・何らかの理由で自宅がインターネットに接続できないときでも、ローカルネットワーク上の端末ではどこでもIMAPで過去のメールを閲覧することが出来る。
・GMailは色々面白いみたい。
(LinuxでFUSEとやらを使用してGMail領域をmount出来るらしい)
BIGLOBEに一度集めることはせず、アドレス1〜3及びBIGLOBEの4つのアドレスからGMailに転送設定するという手段もありますが、変更しなければいけない箇所が増えてめんどくさいので止めておきます。
また、アドレス1〜3のうちの2つは転送のみ行うアドレスで、POP3などで取得することは出来ません。
ですので、アドレス1〜3及びBIGLOBEの4つのメールアドレスすべてをJULIEで直接取得することはできません。
2つは必ずどこかのアドレスに転送してから取得する必要があります。
GMailからメールを取得するため、.fetchmailrcには次のように記入しました。
--ここから--
set nobouncemail
defaults
mda "/usr/bin/procmail -d mailuser"
no mimedecode
--ここまでは、以前から記入されていたものをそのまま使う--
--ここからGMail用に追加--
poll pop.gmail.com
protocol pop3
port 995
user GMailのユーザ名@gmail.com
password GMailのパスワード
ssl
keep
--ここまで--
一応これで取得できています。
keepオプションが必要なのか分かりませんが、入れておいて悪くなることもないかなと。
多分。
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