Google-code-prettify

2013/03/05

GTK+のアプリで日本語入力できない

Plamo LinuxのGimpを2.8.xにバージョンアップするためにGTK+等もバージョンアップしたのですが、その過程でGTK+アプリでuim(SKK)を使用しての日本語入力ができなくなってしまいました。

Qtアプリには問題なく日本語入力できました。

  • 解決方法
rootになって以下のコマンドを実行しました。

# gtk-query-immodules-2.0 > /usr/etc/gtk-2.0/gtk.immodules
# rm /etc/gtk-2.0/gtk.immodules


/etc/gtk-2.0/gtk.immodules は存在していても問題ないようでしたが、紛らわしいので消しておきました。
もしかしたら他のライブラリ等が/etc/gtk-2.0/gtk.immodulesを参照しているかもしれませんので、もし問題が発生したらその時対処しようと思います。

  • 問題発生の原因
元から存在していた/etc/gtk-2.0/gtk.immodules を参照しなくなったようです。
GTK+のアップデート後、下記のコマンドでgtk.immodulesを更新したのですが、日本語入力できるようにはなりませんでした。

 # gtk-query-immodules-2.0 > /etc/gtk-2.0/gtk.immodules]

  •  問題が発生した環境等
使用しているPlamo Linuxは2011年11月頃にインストールしたもので、同年末にリリースされたPlamo64-1.0のβ版です。
/usr/lib/setup/Plamo-5.0 がありますので、Plamo LinuxのバージョンとしてはPlamo-5.0のようです。

GTK+のバージョンは2.24.16で、以下のようにPlamo Linux用のパッケージを作成してからインストールしました。
 (うろおぼえですが…)

$ tar xvf gtk+-2.24.16.tar.xz
$ cd gtk+-2.24.16
$ ./configure --prefix=/usr --libdir=/usr/lib64
$ make -j4
$ mkdir -p root/usr
$ make install-strip DESTDIR=$PWD/root
cd root
sudo chown -R root:root usr
sudo makepkg gtk+_2-2.24.16-x86_64-P2.tgz
sudo updatepkg gtk+_2-2.24.16-x86_64-P2.tgz
 (問題の解決策を探す過程でパッケージを作り直してたために"P2"になっています)

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