まずはWindows側の設定です。
Windows側の設定はVNCを利用してVine Linux 4.1で行ったので、動く必要がなく楽チンです。
こちらの記事を参考にしました。
(1) Windows用Ghostscriptをインストール
http://www.ring.gr.jp/pub/text/TeX/ptex-win32/gs/から取得します。
記事ではgs850w32full.zipを使用していましたが、私はgs854w32full.zipを使用しました。
(2) RedMonのインストール
http://www.ring.gr.jp/pub/text/CTAN/support/ghostscript/ghostgum/から取得します。
記事と同様にredmon17.zipを使用しました。
これはsetup.exeを実行するだけです。
(3) 仮想プリンタの設定(プリンタ追加)
次の「プリンタソフトウェアのインストール」では記事に倣い「EPSON LP-9200PS3」を選択しました。
できるだけ高解像度のPSプリンタを選択するといいみたいです。
次の「プリンタ名」は自分でわかりやすい名前をつければいいみたいです。
次の「プリンタ共有」は自分でつけた名前を入力します。
「プリンタ追加ウィザード」の残りの項目は適当です。
テストページの印刷はまだ出来ません。
(4) 仮想プリンタの設定(プリンタ設定変更)
追加したプリンタの設定を変更します。
追加したプリンタを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
ちなみに、次の画像中でWindowsマシンに繋がっているプリンタは「Canon BJ F850 (BJRSTR)」という名前になっています。
(あとでこの名前を使用します)
次の画面では「ポートの構成」をクリックします。
次の画面の「Redirect this port to the program」にはGhostscriptの実行ファイル(gswin32c.exe)をフルパスで入力し、「Arguments for this program are」にはGhostscriptに渡すオプションを入力します。
オプションの形式は次のようになります。
-q -dBATCH -dNOPAUSE -sDEVICE=mswinpr2
-rプリンタの解像度 -sOutputFile="\\spool\プリンタ名" - -c quit
うちでは、プリンタの解像度は1200、プリンタ名は上記のとおり「Canon BJ F850 (BJRSTR)」を指定しました。
なお、プリンタ名には最初適当に「BJ F850」と入力したのですが、このように間違ったプリンタ名を入力してしまうと印刷の際にWindows側でプリンタ選択画面が現れてしまうようです。
これでWindows側の設定は終わりです。
「全般」タブからテストページを印刷して確認してみます。
@ITの記事では文字化けが発生した場合の対処方が書かれていますが、うちでは文字化けしなかったためこの設定は行っていません。
「Vineでネットワーク上のWindowsプリンタを使ってみた その3」へ続く。
0 件のコメント:
コメントを投稿