まずはNTFSの方です。
なお、多分重要な点として「Vine Linux 4.1はEUC-JPがデフォルトになっているらしい」ということがあります。
$ echo $LANG
ja_JP.eucJP
NFSサーバのPlamo Linux(ホスト名 JULIE)がマウントしているNTFS領域をVine Linux(ホスト名 SALIE)でNFSマウントした際の文字化けをなんとかしたいと思います。
SALIE(NFSクライアント)のKonquerorでは次のように文字化けしていました。
行った対策は次の通りです。
・JULIE(NFSサーバ)でNTFSファイルシステムをマウントする際に文字コードを考慮する
文字化けしている際のJULIE(NFSサーバ)側のfstabの記述は次のようになっていました。
・変更前の/etc/fstabの記述
/dev/hda1 /mnt/share3 ntfs defaults,umask=000 0 0
文字化け対策として、次のように記述しました。
オプションのroは、書き込み禁止を明示的に指定したくてついでに書いておきました。
・変更後の/etc/fstabの記述
/dev/hda1 /mnt/share3 ntfs umask=000,nls=euc-jp,ro 0 0
mountのマニュアルのntfsの項には次のように書いてあります。
iocharset=name
ファイル名を返すときに用いる文字セット。 VFAT とは異なり、NTFS は変換できない文字を含む名前を抑制する。このオプションは推奨されない。
nls=name
以前は iocharset という名前であったオプションの新しい名前。
mountのマニュアルのvfatのオプションはfatと同様のものが多く、fatの項には次のように書いてありました。
iocharset=value
8ビットの文字を 16 ビットの Unicode 文字に変換する (あるいはその逆)ときに用いる文字セット (character set)。デフォルトはiso8859-1である。長いファイル名は、ディスクには Unicode フォーマットで保存されている。
JULIE(NFSサーバ)のfstabを変更後にSALIEでマウントすると、文字化けはとりあえず解消されたようです。
文字化けしていたのは「ファルコム」というディレクトリでした。
「日本語文字化けをどうにかする その3」に続く
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