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2007/07/16

日本語文字化けをどうにかする その3

日本語文字化けをどうにかする その2」の続きです。
ReiserFSファイルシステムでの文字化けについてです。

なお、多分重要な点として「Vine Linux 4.1はEUC-JPがデフォルトになっているらしい」ということがあります。
$ echo $LANG ja_JP.eucJP


NFSサーバのPlamo Linux(ホスト名 JULIE)がマウントしているReiserFS領域をVine Linux(ホスト名 SALIE)でNFSマウントした際の文字化けをなんとかしたいと思います。

私が使用しているのはReiserFSですが、ext2やext3でも同じではないでしょうか。
多分。
JFSやXFSはどうかな?


SALIE(NFSクライアント)のKonquerorでは次のように文字化けしていました。
ひどいありさまです。

行った対策は次の通りです。
・保存されているファイル名・フォルダ名の文字コードがShift-JISであるので、EUC-JPに変更する。
・ファイル名・フォルダ名の変更にはconvmvというツールを使用する。

convmvはSALIE(NFSクライアント)にインストールしました。
Vine Linuxにはconvmvが見つからなかったため、Fedora-JPのサイトからconvmv-1.10-2.fc6.src.rpmをいただいて、それをrpm --rebuildしました。

convmvはNFSサーバとクライアントのどちらにインストールして大丈夫ですが、書き込み権限は必要かと思います。


変換する際のコマンドは次の通りです。
$ convmv -r -f sjis -t euc-jp * --notest
mv "ル@ル@ル~@/ル~@.mdi" "ル~@/資産設計(2) 戦術編 10 万円ではじめる方法.mdi"
mv "ル~@/ル~@.pdf" "ル~@/資産設計(2) 戦術編 10 万円ではじめる方法.pdf"

~以下略~



この結果、SALIE(NFSクライアント)のKonquerorで正常に表示できるようになりました。



日本語文字化けをどうにかする その4」に続く。

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