Google-code-prettify

2020/10/23

NeoMuttでS/MIMEを使用する

試したのはPlamo Linux 7.xです。

mutt の S/MIME 機能の利用法 を参考にしました。

以下はmuttもインストールしている環境で行っています。

まず、NeoMuttのソースに含まれるsmime.rcの記述をNeoMuttの設定ファイルに記述します。

$ cat neomutt-20200925/contrib/smime.rc >> ~/.muttrc


次にmuttに含まれるsmime_keys initを実行します。

$ smime_keys init


証明書を取得します。
私は下記のサイトを参考にしました。
最後に証明書を追加するためのパスワードが表示されますので、必ず控えておきます。
忘れた場合、取得した証明書をREVOKEして再度取得し直す必要があるようです。

取得できるファイルはpfxファイルです。
一応p12にリネームしてから追加します。

$ mv PKCS12_Credential_xxx.pfx PKCS12_Credential_xxx.p12
$ smime_keys add_p12 PKCS12_Credential_xxx.p12

ここで上で控えておいたパスワードが必要になります。
さらに新しいパスワードの追加と、覚えやすいラベルを設定します。

最後に
added private key: /home/takahiro/.smime/keys/12345678.0 for xxx@xxx
のように表示されますので、.0がついた数字部分を覚えておきます。


NeoMuttの設定ファイルでsmime_sign_asを設定します。

$ vim .muttrc
$ cat .muttrc |grep smime_sign_as
set smime_sign_as="12345678.0"


ルート証明書をインポートします。
こちらはNeoMuttのソースには見当たらなかったのでMuttからいただきました。

$ smime_keys add_root mutt-1.14.7/contrib/ca-bundle.crt 


メール送信時にエラーになる場合はunset crypt_use_gpgmeをNeoMuttの設定ファイルに記述します。

$ cat .muttrc |grep crypt_use_gpgme
unset crypt_use_gpgme


以上で私の環境ではNeoMuttでS/MIMEが使えるようになりました。

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