GPD WINのPlamo LinuxでUbuntuのパッチを当てたカーネルを動かしてみました。
Ubuntuからlinux_4.8.0-26.28.diff.gzをもらってきて、それを4.8のカーネルに当ててmakeしました。
カーネルconfigは、Ubuntu 16.10のインストーラーからもらったconfig-4.8.0-22-genericをもとに、makeできないオプションを外し、さらにGPD WINで必要になるであろうオプションを組み込んだものです。(USB_STORAGEをyにするなど)
configファイル
今迄使っていたカーネルと比べての特徴は下記の通りです。
- 内蔵無線LAN→iwconfig等で認識。ただしアクセスポイントに繋らず。 →使えるようになりました。
- タッチパネル→反応。ただしタッチした場所から離れている。キャリブレーションが必要? →まともに動くようになりました。
- 内蔵eMMC→認識。
(GPD WINのPlamo Linuxで内蔵無線LANが使えた)
(GPD WINのPlamo Linuxでタッチスクリーンが使えるようになった)
この結果を得るためにUbuntuのパッチを当てる必要が本当にあるのかはまだ検証していません。
もしかしたらPlamo Linuxのカーネルソースでも同じカーネルconfigを行えば同様の結果を得られるのかもしれません。
(2016/11/30 追記)
Plamo Linuxで配布されているカーネル4.8.5のソースを、Ubuntuのconfig-4.8.0-22-genericをもとに作成した.configファイルでmakeしたところ、上記の3項目に関しては同様に機能するカーネルができました。
configファイル
0 件のコメント:
コメントを投稿