Google-code-prettify

2012/10/30

Windows7 (64bit) のGIMP 2.8 で Separate+ を使えるようにする

人に頼まれてGIMP2.8で画像をCMYKに変換するためのプラグインであるSeparate+を使えるようにしたのですが、結構悩んだので忘れないようにメモ。

まあ、私自身はGIMPの使い方を熟知している訳ではないし、CMYKも聞いたことあるなぁ程度の知識なので、本当に動いているのか疑問ではあるのですが。

一応参考にさせてもらったサイトにある手順でCMYK化したファイルをXnViewで確認したらCMYKになっているっぽいです。


使用しているGIMPは2.8.2で、

C:¥Program Files¥GIMP 2

にインストールされています。


基本的にはこちらのサイトを参考にさせてもらいました。

ありがとうございます。


(1) Separate+を入手する

こちらから以下の2ファイルを入手します。

separate+-0.5.8+lcms2_win32_bin.zip
separate+-0.5.8.zip

使うのはseparate+-0.5.8+lcms2_win32_bin.zipなのですが、日本語化するためにseparate+-0.5.8.zipに含まれるファイルを使用します。


(2) Separate+をGIMPに導入する

separate+-0.5.8+lcms2_win32_bin.zipを解凍してできるフォルダ

separate+-0.5.8¥bin¥win32+lcms2

に含まれる3つのファイル

icc_colorspace.exe
separate.exe
separate_import.exe

を以下のフォルダの下に入れます。

C:¥Program Files¥GIMP 2¥lib¥gimp¥2.0¥plug-ins

通常のプラグインはここまでのことを行っただけで使えるようになるはずなのですが、ここでGIMPを起動すると起動中にlibtiff3.dll が無いとのエラーが出ます。



(3) libtiff3.dllを導入する

こちらからファイル

libtiff3.zip

を入手します。

入手したlibtiff3.zipを解凍してできるフォルダに含まれるファイル

libtiff3.dll

を以下のフォルダに入れます。

C:¥Program Files¥GIMP 2¥lib¥gimp¥2.0¥plug-ins

これでlibtiff3.dll が無いとのエラーは出なくなったはずです。


(4) Adobe ICCプロファイルを導入する

こちらは参考にさせていただいたサイトに記載してあるままです。

こちらから以下のファイルを入手します。

AdobeICCProfilesCS4Win_end-user.zip

AdobeICCProfilesCS4Win_end-user.zipを解凍してできるフォルダ

Adobe ICC Profiles (end-user)¥CMYK

に含まれるファイル全てを選択して右クリックし、「プロファイルのインストール」を実行します。

同様に、AdobeICCProfilesCS4Win_end-user.zipを解凍してできるフォルダ

Adobe ICC Profiles (end-user)¥RGB

に含まれる以下の5つのファイルを選択して右クリックし、「プロファイルのインストール」を実行します。

AdobeRGB1998.icc
AppleRGB.icc
ColorMatchRGB.icc
PAL_SECAM.icc
SMPTE-C.icc


(5) Separate+を日本語化する

(1)で入手したseparate+-0.5.8.zipを解凍してできるフォルダ

separate+-0.5.8¥po

に含まれるファイル

ja.gmo

の名前を

gimp20-separate.mo

に変更し、次のフォルダ以下にコピーします。

C:¥Program Files¥GIMP 2¥share¥locale¥ja¥LC_MESSAGES

ここまででGIMPの「画像」-「Separate」以下のメニュー項目は日本語化されるのですが、「Separate」のサブメニューを実行した後に現れるウィンドウ中は日本語化されません。


「Separate」のサブメニューを実行した後に現れるウィンドウ中も日本語化するには、次のフォルダ

C:¥Program Files¥GIMP 2¥32¥share

の下にlocale、localeの下にja、さらにjaの下にLC_MESSAGESを作成し、作成された次のフォルダの下にもgimp20-separate.moをコピーします。

C:¥Program Files¥GIMP 2¥32¥share¥locale¥ja¥LC_MESSAGES

このフォルダの場所を見つけるのは苦労したのですが、こちらで配布されている

show_locale_directory.zip 

を入手して使用することにより判明しました。
ありがとうございます。

以上で「Separate」を実行した後に現れるウィンドウ中も日本語化されました。

4 件のコメント:

chagama さんのコメント...

ありがとうございます。ようやくGIMPでCMYK変換できます。

ハナグロ さんのコメント...

お役に立てたのでしたら良かったです。

匿名 さんのコメント...

いろいろなところを参考に導入しても詳細ウインドウの日本語化が出来なくて英語のままかと諦めかけておりました…
無事に日本語化に成功しました!!ありがとうございます!

ハナグロ さんのコメント...

随分前に書いたブログ記事が今でもお役に立っていると私も嬉しいです。