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2007/07/21

Zaurusクロス開発環境を作ってみた

ちょっと思うところあってVine Linux 4.1にZaurus用のクロス開発環境を整えることにしました。

Zaurus用のクロス開発環境は、随分前にPlamo LinuxやWindowsXPのCygwinで整えた記憶があります。
ほとんど使いませんでしたが。


(1) Zaurus開発用ツールの取得
ザウルスサポートシュテーションから一通りいただいてきてインストールしました。

うちのVine Linux 4.1では、問題なくインストールできました。


(2) 環境変数の設定
とりあえず以下の環境変数を設定。
export CROSSCOMPILE=/opt/Embedix/tools
export QPEDIR=/opt/Qtopia
export QTDIR=/opt/Qtopia
export PATH=$QTDIR/bin:$QPEDIR/bin:$PATH:/opt/Embedix/tools/bin
export TMAKEPATH=/opt/Qtopia/tmake/lib/qws/linux-x86-g++/
export LD_LIBRARY_PATH=$QTDIR/lib:$LD_LIBRARY_PATH



(3) zlib-1.2.3.tar.gz をインストール
konqueror embeddedでも作ってみようかと思っていろいろやっている過程でzlibを作成しました。
こちらは開発環境(Vine Linux 4.1)の/opt/Embedix/tools/arm-linux/以下にいれました。

ちなみにkonqueror embeddedはあきらめました・・・。
ZaurusのQtopiaが古すぎて、多分ダメだろうと。

QtopiaとかQt/Embeddedが何なのかよくわかっていません。
あとでこのあたり読んで勉強してみようかな。


(4) nkf-2.0.8.tar.gz のZaurus用バイナリを作成してみる。
Makefile一番先頭の"CC = cc"を"CC = arm-linux-gcc"に変えました。
あとはmakeするだけでした。

$ file nkf
nkf: ELF 32-bit LSB executable, ARM, version 1,
for GNU/Linux 2.0.0, dynamically linked (uses shared libs),
not stripped



とりあえず出来たかなと。

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