私にしては珍しくPlamo Linuxではありません。
最小インストールにしたためかsudoすら入っていません。
以下が行なえることを目的とします。
- Debianマシンでマウントしているディスクの音楽ファイルの再生
- Qobuzのストリーミング再生
MPDとUpmpdcliを組合せると、1つのOpenHomeクライアントで両方の項目を行なえます。
OpenHomeクライアントにはiPad用のfidata Music Appを使用することにしました。
fidata Music Appはお好みのOpenHomeレンダラーとサーバーを使用することができます。
fidataなどは無くも使えます。
I-O DATAさん、太っ腹です。
まずはMPDのインストール。
# apt install mpd
次にUpmpdcliのインストール。
以下を参照してください。
Upmpdcli and associated libraries downloads
記憶を頼りに書きます。
リポジトリキーをダウンロードし、所定の場所に移動します。
# wget https://www.lesbonscomptes.com/pages/lesbonscomptes.gpg
# mv lesbonscomptes.gpg /usr/share/keyrings/
次にupmpdcli-bookworm.listをダウンロードし、所定の場所に移動します。
# wget https://www.lesbonscomptes.com/upmpdcli/pages/upmpdcli-bookworm.list
# mv upmpdcli-bookworm.list /etc/apt/sources.list.d/
# apt update
# apt install upmpdcli upmpdcli-qobuz upmpdcli-uprcl
MPDの設定です。
/etc/mpd.confを編集します。
私の行なった設定の肝は、music_directoryとplaylist_directoryを同じディレクトリにしたことです。
同じディレクトリにしないと、MPDクライアントで作ったプレイリストをOpenHomeクライアント(私の場合はfidata Music App)で使うことができなかったためです。
MPDクライアントによって違うのか分かりませんが、私の使用したMPDクライアントで作成するプレイリストは音楽ファイルのパスを相対パスで記載します。
しかし、相対パスだとOpenHomeクライアントで使用できませんでした。
ちなみに、プレイリストを絶対パスで記載すると、music_directoryとplaylist_directoryが異なっていても問題ありませんでした。
以下は私の環境で変更したmpd.confの設定項目です。
music_directory "/music/Music"
playlist_directory "/music/Music"
bind_to_address "any"
audio_output {
type "alsa"
name "DACの名前"
device "環境によって異なります"
}
Upmpdcliの設定です。
/etc/upmpdcli.confを修正します。
気をつけないといけないのは
qobuzformatid = 27
としたところでしょうか。27でハイレゾ再生できるようにしました
以下は私の環境で変更したupmpdcli.confの設定項目です。
upnpiface ="wlp2s0"
upnpav = 1
openhome = 1
mpdhost = localhost
mpdport = 6600
ohmetapersist = 1
plgmicrohttpport = 49149
qobuzuser = QobuzのユーザID
qobuzpass = Qobuzのパスワード
qobuzformatid = 27
uprcluser = activated
uprclmediadirs = /music/Music
プレイリストですが、メインはちょっと面倒ですがMPDクライアントで作成しておくことにしました。
このようにしておくとMPDクライアントでも、他のOpenHomeクライアントでも使うことができます。
ただし、OpenHomeの方に即時反映されないようです。
時間経過で反映されるのかもしれませんが、即時反映させるにはupmpdcliを再起動させる必要があります。
# systemctl restart upmpdcli
ちょっと簡単に保存しておきたいプレイリストはfidata Music Appのローカルプレイリストを使います。
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